「凍害(とうがい)」ではないかと思われる症状

こんにちは。
新米診断士のサムです。

丈夫で美しい壁材、サイディングボードですが、定期的な(早めの)メンテナンスを怠るとたいへんなことに。。。
最近、現調(現地調査)に行ったお宅では「凍害(とうがい)」ではないかと思われる症状が確認されました。
凍害

凍害とは…
冬場、サイディングボードに浸み込んだ水分が凍って膨張しその部分の表面が浮き上がり剥げていってしまう症状。
「爆裂(ばくれつ)」などとも言われています。

原因としては…、
ベランダの笠木(かさぎ)付近から水が入ることが多いほか、お風呂場、洗面所の近くで発生することも。。。
どうやら、外からの水だけではなく、室内の湿気が悪さをすることもあるみたいですね。

今回のお宅の場合は外部からの浸水でしょうか?「雨樋(あまどい)」が原因だと思われますね。
写真でもわかるように、雨樋が壁にぴったりくっ付きすぎているのが原因の可能性が高いです。
また、何らかの力(例えば雪)で雨樋が壁側に傾いてしまっていることも考えられます。

上記のような理由で、雨が降るたびに壁に水があたり続け、そのせいで壁内部に水が浸入。
それが冬場に凍ってしまい、表面が爆裂してしまったんだと思われます。
凍害

「爆裂」、、、なんていうと、ちょっと怖いですね。

でも、表面が爆裂しても、下地処理をしっかり行ってから、きちんと塗装をすれば、修復できることも多いので
ご自宅がそのような状態になってしまっても、あきらめずに、まずはお気軽にご相談くださいませ。

ただ、手遅れになると、壁の張り替えなどの大掛かりな工事が必要になってしまいますので、とにかくお早めにお願い致します。

以上、サプライズでクリスマスケーキをプレゼントされてご機嫌な、、、サムでした。(自称、スイーツ番長!?)